川勝知事を囲み認定証を披露する15市町の首長ら=伊豆市の天城会館

 ■住民参加など考える 川勝知事「県挙げて応援」、菊地会長「国内モデルに」

 伊豆半島ジオパーク推進協議会は24日、「伊豆半島ユネスコ世界ジオパーク認定祝賀の集い」を伊豆市湯ケ島の天城会館で開いた。関係者や一般市民ら約150人が出席し、改めて世界認定を祝った。国連教育科学文化機関(ユネスコ)世界ジオパーク評議会委員の渡辺真人さんの特別講演やトークセッションも行い、ジオの資質向上や住民参加のあり方を考えた。

 協議会名誉会長の川勝平太知事は「世界一美しい伊豆半島が、文字通り世界の宝になった。後世にしっかり継承するため、県を挙げて応援したい」、会長の菊地豊・伊豆市長は「せんえつな言い方だが、国内におけるジオパークのモデルになりたい」とあいさつ。続いて関係15市町の首長(一部代理)に対し、渡辺さんが認定証を贈呈した。

 渡辺さんは特別講演で、世界ジオパークのテーマである「持続可能な開発」について解説した。「みんなが主役!人が集うジオパークの魅力」をテーマにしたトークセッションでは、伊豆半島ジオガイド協会長の仲田慶枝さんが「住民が知らなければ盛り上がらない。知ることで地域への誇りを持つ、観光客を呼びたくなる、災害に備えつつジオの恵みを享受する、などの効果がある」と強調。推進協専任研究員の鈴木雄介さんは、ジオの活動を通じて変わったこととして「商品としてのガイドツアーができた」「お菓子やパンができた」「学びの機会が増えた」「防災の取り組みに対する住民参加が増えた」などを挙げた。

 ■功績者2個人7団体を表彰

 式典では、功労者表彰が行われた。ジオパーク活動に功績があった2個人・7団体を表彰した。

 表彰者は次の通り。

 小山真人、田畑みなお(故人)、県立伊豆総合高、西伊豆町一色町内会、三島古流ジオ生け花を楽しむ会、まちこん伊東、伊豆半島ジオガイド協会、アサヒビール静岡支社、三島信用金庫

 【写説】川勝知事を囲み認定証を披露する15市町の首長ら=伊豆市の天城会館