2017年4月に伊豆の国市議選に当選した後藤真一氏(74)=4期目=が、市選挙管理委員会届け出の市内住所での生活実態がなかったとして、県選管が下した当選無効の裁決の取り消しを求める訴訟で、最高裁は上告を棄却したことが25日、県選管などへの取材で分かった。決定は22日付。後藤氏は26日、会見を開く。

 後藤氏が選挙前3カ月間において、選管届け出住所での生活実態がなかったとして、市民が異議申し出をした。後藤氏は伊豆市堀切に住む病気療養中の長女を支援しながら、三福の借家に住んでいると主張。17年6月の市選管の判断では異議申し出を棄却し議員活動を認めたが、県選管は9月に当選無効の判断を示した。後藤氏はこれを不服として10月、東京高裁に控訴。今年1月の東京高裁の棄却の判決に対して、最高裁に上告していた。

 県選管は「これまでの主張が認められて判決が確定したものと受け止めている」とコメントを発表した。