三島駅南口の土地売却で監査請求する市民団体の渡辺代表=三島市役所

 ■渡辺・市民団体代表が市長に 転売の差益補填求める 市「適正処理した」

 三島駅南口の整備を考える市民の会の渡辺豊博代表は25日、三島駅南口西街区の3141平方メートルの土地売却について住民監査請求した。豊岡武士市長に対し、市が市土地開発公社から買い取り転売することで得られたはずの差益額2億7300万円の補填(ほてん)を求めている。

 請求書によると、同所は1997年に結んだ市と公社の協定に基づき後日、市が取得することとして公社が国鉄清算事業団から先行取得したという。協定に基づき買い取った場合、適正価格(1平方メートル24万4000円)から買い取り額(同15万7000円)を引いた差額を算出して請求した。同所は2017年、公社が民間事業者に売却した。

 渡辺代表は請求後「市民に損害を与えた。市の管理責任を問う形で請求した」と話し、住民訴訟も視野に入れて追求する姿勢を示した。

 市は「市の執行機関、職員の不正や法規・法令違反はなく、土地売却は適正に処理されている」と話した。

 【写説】三島駅南口の土地売却で監査請求する市民団体の渡辺代表=三島市役所