当選無効の確定を受け、気持ちを述べる後藤氏=伊豆の国市の三福公民館

 ■「実態捉えてもらえず」

 最高裁の上告棄却を受け、2017年4月に行われた伊豆の国市議選の後藤真一氏(74)の当選無効が確定した。後藤氏は26日、三福公民館で会見を開き、思いを語った。

 集まった支援者らを前に、おわびと感謝の気持ちを述べ、決定に対して「形式的な結論付けで、具体的に生活実態を捉えてもらえなかったことは無念」と語った。

 争点となっていた選挙前3カ月間の住所要件について「どこに問題があったのか。2015年9月から現在の住宅を借用して生活してきた」などと主張した。

 今後について報道陣に問われると「後援会と話し合いをしながら決定したいと思っている」と話した。

 同席した片岡朋行弁護士は「(住所要件を満たしていると)証拠を見ると理解できた」と話した上で「(当選無効の裁決を下した県選挙管理委員会、裁判所に)うまく伝わっていればこのような結果にならなかった」と見解を述べた。

 【写説】当選無効の確定を受け、気持ちを述べる後藤氏=伊豆の国市の三福公民館

 ■当選者決定へ次点者資格確認 伊豆の国市選管

 最高裁の決定により、2017年4月の伊豆の国市議選で後藤真一氏が当選無効となったことを受け、後藤氏に代わる当選者を決める選挙会が開かれる。選挙会では当時開票を執行した選挙長、立会人らが出席し、次点候補者の当選資格を確認する。

 市選挙管理委員会は28日に臨時の選挙管理委員会を開き、選挙会の開催日時を決める。