地元産の水稲新銘柄登録に向けて開始した試験栽培=三島市梅名

 NPO法人グラウンドワーク三島(GW三島、小松幸子理事長)はこのほど、三島市梅名の水田で水稲未登録4品種による三島産の水稲新銘柄登録に向けた試験栽培を開始した。独自の米ブランドを開発することで地域農業の活性化に期待する。

 未登録品種は日本たばこ産業(JT)の磐田市にある植物イノベーションセンターで開発した種。初年度は約50平方メートルの水田で栽培し、食味や収量などで選別する。ほぼ3年間掛けて栽培データやサンプルを採り、新銘柄の申請に向けて準備する。

 試験栽培には同団体職員、JT研究員、地元の中郷地区農業生産者ら10人が参加。種から育てた苗を品種別に丁寧に植えた。

 同NPOの沢目純一さんは「三島産のブランド米を味わってほしい」と話した。誕生すると、世界かんがい施設遺産・世界水遺産に登録された源兵衛川、その清流が流れる中郷地区、富士山を望む稲穂の景観といった魅力の付加価値に期待を寄せる。今季の収穫は10月下旬から11月上旬ごろという。

 【写説】地元産の水稲新銘柄登録に向けて開始した試験栽培=三島市梅名