開花した2つ目の双頭蓮=伊豆の国市南江間の正蓮寺

 「双頭蓮(そうとうれん)」と呼ばれる珍しいハスのつぼみが見つかった伊豆の国市南江間の正蓮寺で、2つ目の双頭蓮が確認され28日、開花した。1つ目は希少種のためつぼみのまま枯れてしまったが、それを“助ける”ように見つかった。同じ時期に同じ寺で2つの双頭蓮が出るのは全国的にも例がないという。

 双頭蓮は「百年に一度の吉兆」ともいわれ、1本の茎に2つの花を付ける。開花したのは大型一重で白い花が咲く「真如蓮」。渡辺元浄住職によると、15日ごろに1つ目の「杏黄(あんこう)」が枯れて「申し訳ない」と消沈していたところ発見したという。

 渡辺住職は「やっと咲いてくれた」と安堵(あんど)の表情を見せ、「子どもたちに大事な人は一人ではないという思いを持ってもらえるとうれしい」と話した。

 ハスは通常、開花し3日後に散るという。平日は、隣接するしょうれんじこども園の送迎があるため、車での来場ができない時間帯がある。

 150種300鉢のハスを育ている同寺は7月1日午前9時から、「蓮まつり」を開く。ハスのチャリティー販売、ハスそうめん流し、おてらおやつ劇場などを催す。問い合わせは同寺〈電055(948)1366〉へ。

 【写説】開花した2つ目の双頭蓮=伊豆の国市南江間の正蓮寺