ツアー客にはかま姿で楽寿館の資料を解説する女性職員=三島市の楽寿園

 ■愛知の老ク130人を歓迎

 静岡デスティネーションキャンペーン(DC)を前に、三島市の楽寿園で26、27の両日、「宮家別邸特別内覧ツアー」が開かれた。愛知県常滑市老人クラブ連合会の130人をはかま姿の女性職員が案内するなど趣向を凝らして歓迎した。

 同ツアーは市観光協会、楽寿園、市が共催した。沼津市、御殿場市の関係団体と連携して3市で取り組む「皇室ゆかりの地を巡る花と美食のツアー」の一環。沼津御用邸記念公園、秩父宮記念公園の3施設を掲載したチラシも製作している。

 施設内の楽寿館は明治維新の功労者松宮彰仁親王の元別邸。明治時代を思わせるはかま姿の女性職員の案内でふだん入室できない謁見(えっけん)の間に入り、当時の帝室技芸員が制作したふすま絵、天井絵といった装飾絵画を鑑賞した。この他、小浜池や三島溶岩なども見学した。

 市観光協会は「プレDCを機会に歴史、文化をテーマにした継続的な旅行新商品を作りたい。今は関心が高い皇室というテーマ性をアピールしたい」と話した。

 7月下旬には3市の関係団体が集まり、来年の本番に向けて協議する。

 【写説】ツアー客にはかま姿で楽寿館の資料を解説する女性職員=三島市の楽寿園