立ち寄った土肥金山で記念撮影する参加者=伊豆市土肥

 ■実証実験で100キロ完走 NPOステキなごえん

 伊豆市の伊豆箱根鉄道修善寺駅前で電動アシスト自転車貸出所「いずベロ」を運営するNPO法人ステキなごえん(後藤順一理事長)は3日、長距離サイクリング事業化に向けた実証実験第3弾として「伊豆半島ほぼ一周サイクリング」を行った。女性2人を含む5人が、峠も2カ所ある100キロ以上のコースを完走した。

 同駅前を出発後、伊東市の伊豆急伊豆高原駅まで走行。下田駅までサイクルトレインを使った後、下田から南伊豆町、松崎町、伊豆市土肥などを走った。途中で道の駅や土肥金山などにも立ち寄り、およそ12時間かけて修善寺駅に戻った。参加女性は「電動アシスト自転車が思った以上に爽快で楽々走れた。同時に伊豆半島を走り抜けた達成感もあった」と感想を語った。

 県サイクルツーリズム協議会顧問を務める宮内忍さんも参加した。宮内さんは「道路を広げるのは無理でも、安全に走れるコースを提案し、現場に表示するなどの工夫はできる」とアドバイスした。宮内さんは、いずベロが7月からレンタルを始めた長距離走行が可能な自転車を使用。途中で一度も充電せずに走りきった。

 実証実験は天城越え、伊豆市―松崎町間に続き実施。後藤理事長は「伊豆の食や産品に触れる時間もあり、サイクリストでなくても楽しめる新たな可能性を感じた」と話した。

 【写説】立ち寄った土肥金山で記念撮影する参加者=伊豆市土肥