牧野副大臣から認定証を受ける小野市長=東京都の国土交通省

 ■特例、支援の対象に

 伊豆の国市が策定した歴史的建造物や伝統行事などを生かした町づくりを行う「市歴史的風致維持向上計画」が11日、国に認定された。法律上の特例や各種事業の支援を受けることができる。県内では三島、掛川市に次いで3番目。伊豆の国市は「豊富な歴史や文化資源を市民により知ってもらい、後世に伝えていきたい」と話した。

 国土交通省で認定式を開き、小野登志子市長が牧野京夫副大臣から認定証を受けた。

 2008年に施行された「地域における歴史的風致の維持及び向上に関する法律(歴史まちづくり法)」に基づき実施した。50年以上前から存在・存続し、人々の営みと一体となっていることなどが条件で、市は協議会を立ち上げるなどして策定した。

 計画では「韮山代官江川英龍ゆかりの江川邸・韮山反射炉かいわいの営み」「狩野川をめぐる祭と信仰」「北条の里と旧下田街道」「伊豆長岡温泉」など6項目を維持向上すべき歴史的風致として設定した。

 重要文化財などがあり、歴史と伝統を反映した人々の活動が継続的に行われている「韮山代官−」内の「韮山反射炉・江川邸とその周辺地区」を重点区域に定めた。

 この日は、秋田県横手市も認定を受けた。

 【写説】牧野副大臣から認定証を受ける小野市長=東京都の国土交通省