狩野川の水害を防ぐためにどのようなことが行われているかを学ぶ児童たち=伊豆の国市の韮山小

 ■「情報集め早めに行動を」「災害に備え健康に過ごして」

 狩野川沿いの小学校で防災・河川環境教育授業が行われている。国土交通省沼津河川事務所と狩野川流域の7市町などでつくる「狩野川台風の記憶をつなぐ会」の取り組み。12日は、本年度から同授業を始めた伊豆の国市立韮山小(勝呂克彦校長)で公開授業が行われた。

 同校では、同事務所が学校や教育委員会、気象台などと共同で作成した教材などを活用。4年生109人が社会科の授業で「風水害からくらしを守る」をテーマに学んでいる。この日は「狩野川の水害を防ぐ工夫」と題した授業を行った。

 写真や映像で、児童たちは放水路、堤防、砂防ダム、排水機場に加え、人によるパトロール、点検などで水害を防いでいることを学習した。担当した教諭は「もしものときは第一に情報を集め、正しい判断、早めの行動をしてほしい」と呼び掛けた。

 小野登志子市長や教育関係者らが授業を見学した。狩野川台風を経験した小野市長が教壇に立つ場面もあり、西日本豪雨について触れ「災害はいつ、どこで起きるか分からない。災害に備えて健康に過ごしてほしい」などと語った。

 防災・河川環境教育授業は、同校も含め11校で行われている。

 【写説】狩野川の水害を防ぐためにどのようなことが行われているかを学ぶ児童たち=伊豆の国市の韮山小