市内の風景を描いた新作絵本と作家えがしらさん=三島市役所

 ■「日常の一瞬、目を向けて」

 三島市の絵本作家えがしらみちこさんはこのほど、新刊「あのね あのね」(あかね書房)を出版した。三島市内を背景に親子の語らいを描いている。

 えがしらさんは福岡県出身。6年前から同市に住んでいる。24作目の新刊は、お迎えの自転車に乗った園児が親にその日起きた出来事を語る物語。白滝公園や桜川、三嶋大社、大通り商店街などを優しいタッチで描いている。絵も本人が制作した。

 えがしらさんは「水がきれいで、ほどよく自然があり都会でもあるのが三島の魅力。新刊では見逃しがちな日常の一瞬の大切さに目を向けてほしい」と話した。この他、10月上旬に「えほんやさん」を中央町に開く計画も描いた。

 えがしらさんはこのほど、市役所を訪れ、豊岡武士市長に報告した。豊岡市長は「すてきな絵本。読者が興味を持って実際に三島に来てほしい」と期待している。

 えがしらさんの絵本は昨年から市のふるさと納税返礼品(サイン入り2冊一組)にもなっている。

 【写説】市内の風景を描いた新作絵本と作家えがしらさん=三島市役所