東海大翔洋―日大三島 四回、勝ち越しとなる適時二塁打を放つ3番蒔田=清水庵原球場

 第100回全国高校野球選手権静岡大会は21日、8球場で3回戦16試合を行い、伊豆地区からは3校が登場した。シード校の知徳と前年準優勝の日大三島は勝利しベスト16入りを果たしたが、三島南は延長戦で惜敗した。

 ■日大三島 シード校を撃破

【清水庵原球場第1試合】

東海大翔洋

202001000―5

20220111X―9

日大三島

 日大三島は四回に流れをつかむと着実に得点を重ね、シード校を打ち破った。

 両者譲らず4−4で迎えた四回裏、1番篠原が右前打で、2番土屋が左前打で出塁すると、3番蒔田が左越え適時二塁打を放ち、2点を追加して勝ち越した。追加点を取られるも、六回、4番原賀が三遊間を抜く適時打で、続く七回は8番鈴木龍の左前打で追加点を挙げた。八回には2番土屋が本塁打を放ち、勝利を確実にした。

 日大三島の新井将貴主将は「1点ずつ取っていこうと積極的に戦った。次も油断できる相手ではないので集中していきたい」と話し、川口剛監督は「選手たちを信じて臨んだ。チーム力で勝利した」と振り返った。

 ■知徳 継投でリード守る

【愛鷹球場第2試合】

静岡学園

101000100―3

11100131X―8

知徳

 小刻みに加点した知徳が、継投でリードを守り勝利した。

 初回に1点を先制された知徳はその裏、2本の安打と内野ゴロですぐに同点に追いついた。二回にも1点を入れ逆転。同点に追いつかれた三回は塙、渡辺の連続安打で再び1点を勝ち越した。

 六回は天野の二塁打、中島翔の犠打の後、佐藤がスクイズを決めさらに1点を追加した。

 1点差に迫られた七回裏は、安打と四球で1死満塁とした後、途中出場の小船の犠飛で1点を追加。さらに天野の打球が右中間を破り2点を入れた。

 投げては先発佐藤、四回から播磨、七回途中から小船、最終回は再び佐藤と継投。合計11安打されたものの、要所を締めて3点しか許さなかった。

 ■三島南 延長10回、涙のむ

【愛鷹球場第1試合】

浜松修学舎2000002001―5

三島南  0000003010―4

(延長十回)

 三島南は、最大4点差を終盤に追いついたが、延長戦の末、4―5で敗れた。

 4点をリードされた三島南は七回裏、2死から9番鈴木健が左前安打で出塁。高橋が安打、植松が四球でつなぎ満塁とし、代打山田の安打で2点を返した。さらに満塁から押し出し死球で1点差とした。八回裏は1死二塁から左前安打で同点を狙ったが、二塁走者が本塁で刺された。

 三島南は九回裏、植松が相手の失策で出塁。山田の二塁打で試合を振り出しに戻した。なお無死一、二塁、1死二、三塁とサヨナラの好機があったが、勝ち越すことはできず延長戦に入った。

 十回に1点を勝ち越された三島南はその裏、一打同点の好機で後続が倒れた。

 【写説】東海大翔洋―日大三島 四回、勝ち越しとなる適時二塁打を放つ3番蒔田=清水庵原球場

 【写説】静岡学園―知徳 六回裏、知徳はスクイズで4点目を入れる=愛鷹球場

 【写説】浜松修学舎―三島南 九回裏、同点のホームを踏み仲間とハイタッチする三島南の代走・藤間=愛鷹球場