西日本豪雨被災地での状況を語る松本さん(左)と当さん=三島市役所

 ■「支援物資の把握まだ」

 西日本豪雨被災地への三島市派遣職員2人が23日、市役所で活動報告した。保健師の当和美さん(24)と危機管理課主事の松本圭史さん(34)が豊岡武士市長らに広島県呉市の状況を説明した。

 当さんは16~20日、被災者の健康管理と健康支援、被災地の衛生環境整備を行った。松本さんは15~21日、罹災証明受け付け、避難所支援、被災家屋の現地調査に取り組んだ。

 報告後、感染症や熱中症防止の周知などに取り組んだ当さんは「機能するには優先順位のリストアップが必要と感じた。支援が行き届いている地域と必要でも手が伸びていない地域が見えた」と話した。松本さんは「現地はごった返している状況。支援物資の数量把握がまだできていないほどだった」と説明した。

 報告を聞いた豊岡市長は「被災者の実情を目の当たりにした貴重な体験を生かしてほしい」と話した。

 市は27日以降も新たに3人の派遣を予定している。2011年の東日本大震災では同年4月から17年3月までに23人を派遣した。このうち1年以内の長期派遣は10人だった。

 【写説】西日本豪雨被災地での状況を語る松本さん(左)と当さん=三島市役所