照りつける日差しを避けながらソフトクリームで涼をとる家族連れ=函南町塚本の道の駅・伊豆ゲートウェイ函南

 列島が高気圧に覆われた影響で、県内は23日、各地で気温がぐんぐん上昇し、記録的な暑さを観測した。三島市では午後2時23分、7月の観測史上1位となる36・6度を記録し、今年2回目の猛暑日となった。

 静岡地方気象台によると、三島観測所で最高気温が30度以上の真夏日を記録するのは、17日連続。今後もしばらくは、気温が高い日が続く見通しという。

 7月で一番暑い日となった同日午後、函南町塚本の伊豆ゲートウェイ函南の売店では、ソフトクリームやかき氷で涼をとる親子や、子どもの姿が目立った。愛知県から伊豆旅行で海水浴に訪れた家族連れは「毎日厳しい暑さが続いて大変。着ている服も汗でびっしょり。べたべたする」とうんざりした様子で語った。

 ■熱中症搬送7月は16人 三島消防

 富士山南東消防本部・三島消防署によると、猛暑日や真夏日が続く7月は、23日午後4時半までに管内で男女16人が熱中症で病院に運ばれた。うち重症が2人、中等症が9人、軽症5人となっていて、内訳は40歳以上が多く、75歳以上は5人。

 気温が7月の観測史上1位を記録した同日は、三島市内の高齢男性が屋外にいたところ体調不良を訴え、熱中症で病院に運ばれた。

 ■49人を搬送 田方地区

 駿東伊豆消防本部によると、7月に入り23日午後3時までに、伊豆市、伊豆の国市、函南町で計49人が熱中症で病院に運ばれている。症状は軽症25人、中等症18人、重症6人で死者はいない。年齢別では、高齢者が21人で最も多いという。

 【写説】照りつける日差しを避けながらソフトクリームで涼をとる家族連れ=函南町塚本の道の駅・伊豆ゲートウェイ函南