第35回全日本大会の刀術種目で優勝した竹内君と剣術種目2位の望月さん(手前)=函南町上沢

 ■自強武術館の2人好成績 「世界で活躍したい」

 函南町上沢の県中国武術協会・自強武術館で鍛錬に励む中学生の生徒2人が、先ごろ東京都内で開かれた第35回全日本武術太極拳選手権大会で、刀術種目での優勝をはじめ好成績を収めた。

 伊豆の国市立韮山中2年の竹内郁斗君(14)、静岡市立服織中1年の望月野乃香さん(12)で、2人は「さらに上を目指して(高校生らも参加する)ジュニアの大会で優勝し、日本代表に選ばれたい。世界の舞台や国際大会でも活躍したい」と抱負を語った。

 父や兄の影響で5歳から中国武術を始めた竹内君は、小学4~6年時にJOCジュニア・オリンピック・カップ(小学生)で3年連続優勝の経験を持つ。今回の刀術種目では瞬発性などが高く評価され、優勝を果たした。棍術でも2位に入り「さらに技術を向上させたい」と振り返った。

 静岡市から毎週練習に通っている望月さんは、「しっかり調整して大会に臨むことができた。ほぼノーミスで、演武も良かった」という剣術で2位に入賞。長拳、槍術の2種目でも4位に入り、さらなる高みを目指す。

 同武術館は、各地に普及教室がある同協会の本部。全国武術大会10連覇の実績を持つ桐山賢信館長(51)は「高校生になると、ジュニアの中でも最高レベルの段階になる。さらに上を見据えるとともに、強化選手入りを目指して頑張ってほしい」と期待した。

 【写説】第35回全日本大会の刀術種目で優勝した竹内君と剣術種目2位の望月さん(手前)=函南町上沢