平井署長に出発申告をする山岳遭難救助隊員=大仁署

 大仁署は30日、山岳遭難救助隊による登山訓練と広報活動を天城山系で実施した。山岳遭難に備え、隊長の亀井章弘・地域課長をはじめ隊員ら12人が、地理や危険箇所などを確認。登山者には啓発品を配り、万全の体調や準備をしての登山を呼び掛けた。

 夏季に山岳遭難が増加する傾向にあることから、万一に迅速な活動を目指すとともに、登山者の遭難事故を未然に防ごうと実施した。

 元県警山岳遭難救助隊の筒井卓巡査部長らの指導で、天城高原ゴルフ場駐車場から四辻を経て涸沢分岐点までを歩き、同分岐点ではロープ展張に取り組んだ。台風12号による倒木がないかも合わせてチェックした。

 同署で出発式を開き、平井伸英署長は「訓練場所は多くの人が迷うところ。通報を受けたときに『この場所だ』と浮かぶようにしてほしい」と呼び掛けた。

 【写説】平井署長に出発申告をする山岳遭難救助隊員=大仁署