出来上がった第13号歌集「芙蓉咲く」を手に持つ韮山短歌会の会員たち

 伊豆の国市の「韮山短歌会」(柴親子=みつこ=代表)はこのほど、第13合同歌集「芙蓉咲く」を刊行した。会員8人が歌会などで詠んだ250首を収録した。

 毎年発行している歌集で、歌会で発表した歌や伊豆日日新聞の元日付に掲載した歌を載せた。タイトルの「芙蓉咲く」は、最初に掲載している杉山聡子さんの作品から名付けた。

 「駿豆線の車窓の眺めは変わりつつ幾多の思い乗せて百年」「豪雨禍の九州思えば炎天の畑仕事もありがたきこと」「久々の銀座通りは様変り外人目立ち落つきもなく」など、日常の出来事を切り取った作品などが収められている。

 今年1月に亡くなった平井千代子さん(中)の「木漏れ日の山道登り湖尻峠の涼風うけて箱根路を行く」など19首も収録した。

 会員たちは出来たての歌集を手にし「歌会は和気あいあいとしている。勉強になって心も豊かになる」「生活の一こまを記憶として残せることができてうれしい」などと話す。歌集は希望者に配布もしている。

 歌会は毎月第2火曜日午後1時半から、韮山農村環境改善センターで開いている。会員を募集している。問い合わせは江間章さん〈携帯090(9172)9526〉へ。

 【写説】出来上がった第13号歌集「芙蓉咲く」を手に持つ韮山短歌会の会員たち