没後500年に向けた歴史講演会で「北条早雲の伊豆侵攻」と題し語る望月さん=伊豆の国市の韮山時代劇場映像ホール

 ■望月さん「真実」解説 

 伊豆の国市のNPO法人伊豆学研究会主催の歴史講演会「北条早雲の伊豆侵攻−没後500年に向けて」(伊豆日日新聞など後援)が12日、韮山時代劇場映像ホールで開かれた。同研究会理事の望月保宏・県古城研究会副会長が講演し、約70人が早雲に関わる興味深い史実に聴き入った。

 2019年8月15日は早雲(伊勢宗瑞)が亡くなってからちょうど500年の節目。望月さんは「伊豆侵攻の真実は?」と題し、古文書や軍記物の資料、近年の研究動向などを参考に当時を解説。伊豆では約5年間にわたり、地元の有力武士ら抵抗勢力との戦いが続いていたと紹介した。

 その上で、大津波が伊豆半島沿岸部を襲った明応の大地震(1498年8月)に触れ、「伊豆が地震と大津波でダメージを受け壊滅的な被害を被ったところを、早雲は見逃さなかった」と説明した。

 さらに望月さんは写真やスライドを使い、「伊豆に残る城跡からみた早雲と抵抗勢力の抗争」にも言及した。

 【写説】没後500年に向けた歴史講演会で「北条早雲の伊豆侵攻」と題し語る望月さん=伊豆の国市の韮山時代劇場映像ホール