記念電車を見送る関係者=伊豆市の修善寺駅

 ■修善寺駅で出発式 ヘッドマークに公式マスコット

 県は伊豆箱根鉄道(本社・三島市、伍堂文康社長)と協働で23日から、東京2020五輪・パラリンピック競技大会2年前を記念した電車の運行を始めた。9月12日まで、同鉄道駿豆線の修善寺―三島間を1日約10往復し、大会に向けての機運醸成を図る。

 記念電車は1編成(3両)。電車先頭についたヘッドマークは、大会公式マスコットの「ミライトワ」「ソメイティ」とともに、競技日程を記した。車内中づり広告は、全てを4種類の五輪・パラリンピック用デザインにした。記念電車以外の車両にも2枚ずつ掲示した。

 初日は出発式を伊豆市の修善寺駅で開いた。県や駿豆線沿線地域活性化協議会、日本パラサイクリング連盟、同社関係者ら約30人が出席。自転車トラック競技で使用する鐘「ジャン」による出発の合図に合わせてスティックバルーンを打ち鳴らし、電車を見送った。

 望月宏明・県東部地域局長は「あさって(25日)はパラリンピック開幕2年前。PRに力を入れているが、機運醸成が図れていない。電車を利用する多くの人に開催を知ってほしい」とあいさつ。同連盟の権丈泰巳理事長は「大会を盛り上げるには選手が活躍すること。しかし、競技は一生懸命できるが、PRは素人。このような協力はありがたい」と語り、大会に向けては「選手全員が金メダルを取る」と目標を語った。

 【写説】記念電車を見送る関係者=伊豆市の修善寺駅