熱い戦いを繰り広げる選手たち=伊豆市市山の明徳寺

 ■田方森林組合「きこり」V

 伊豆市市山の明徳寺で29日夜、青年相撲大会の「どすこい天城大相撲」(実行委員会主催)が開かれた。100年以上続いた「奉納青年角力(ずもう)」が幕を閉じた後、地元の若者有志らが復活させて続けている。

 3人編成の団体戦で、企業や地域の仲間ら9チームがトーナメント戦により優勝を争った。まわし姿の選手たちは、土俵上で激しい押し合い、投げの打ち合いなどを繰り広げた。観衆からは大きな声援や“ヤジ”が飛んで盛り上がった。

 熱戦の結果、田方森林組合に勤務する「きこり」(平松孝基さん、朝比奈伸さん、堀江倫弘さん)が優勝した。準優勝は40歳以上で構成した「フォーティーズ」、3位は地元有志による「特攻野郎D」だった。

 旧天城湯ケ島町には100年以上続いた青年相撲があったが、青年団の解散に伴い1993年に途絶えた。活気ある地域を取り戻そうと、地元若者有志らが2008年に実行委を立ち上げ復活させ、同寺例大祭の余興として続けている。

 【写説】熱い戦いを繰り広げる選手たち=伊豆市市山の明徳寺