市民に無料で貸し出す「迷惑・悪質電話防止装置」(右)

 ■防止装置無料貸し出し 

 大仁署は振り込め詐欺被害を防ごうと18日から、同署管内防犯協会、伊豆の国、伊豆市と協働し、管内の市民へ「迷惑・悪質電話防止装置」の無料貸し出しを行う。「被害の入り口」であるサギ電話の多くが被害者の自宅の固定電話に掛かってきていることから、物理的に遮断する同装置を活用してもらい、普及を図る。

 県警が推進する同装置の普及活動「しずおか関所作戦」を受けた取り組み。貸し出すのは警告機能付き録音機で、掛かってきた電話に対して警告メッセージが流れるほか、会話を録音する。相手側に録音する旨のメッセージが流れるという。

 対象は65歳以上のみの世帯。昼間に65歳以上の高齢者だけになる世帯も対象となる。両市各50台を伊豆の国市は地域づくり推進課、伊豆市は防災安全課で貸し出す。期間は貸出日から12カ月間となる。

 同装置は警察などで把握している犯人の電話番号からの電話を自動で遮断する「チェッカー型」、着信に反応して注意喚起を行う「注意喚起型」もあり、家電量販店などで取り扱っているという。

 管内では6日現在、振り込め詐欺被害が8件発生、被害総額は約5700万円に上る。前年同期と比べて1件減っているものの、被害総額は約4600万円増えている。

 同署は「サギ電話は自分のところに必ず掛かってくるという気持ちで警戒し、録音機能が付いた電話があれば活用してほしい」と呼び掛けている。

 問い合わせは、伊豆の国市地域づくり推進課〈電055(948)1412〉、伊豆市防災安全課〈電0558(72)9867〉へ。

 【写説】市民に無料で貸し出す「迷惑・悪質電話防止装置」(右)