地域づくりなどについて大学生に説明する飯倉さん(左)=伊豆市のドットツリー修善寺

 静岡大で「地域づくり」を副専攻する学生による2泊3日のフィールドワークが10日、伊豆市内で始まった。NPO法人サプライズが実習先となり、「遊休公共施設の活用とテレワークによる雇用創出と移住促進」をテーマに指導。大学生は、人口減少対策として同市が取り組む企業誘致の現状などを学びながら、課題解決に向けた施策を考える。

 副専攻は、自分が所属する学部・学科の専門(主専攻)に加え、別の分野を学ぶことにより視野を広げるための制度。地域づくりは同市と浜松市、静岡市の3地域を学んでおり、今回は2年生15人が参加した。

 初日はドットツリー修善寺で、同NPO代表の飯倉清太さんによる講義から始めた。飯倉さんは「自分が市長になったつもりで考えてほしい」と全体を通じた課題を発表。オフィスと住宅をセットにした新たなビジネス空間で、飯倉さんも立ち上げから関わっている同施設などについて説明した。

 参加学生は「伊豆市がどのようになっているか学び、今後に生かしたい」「講義と実際に目で見るのは違う。その場に行かないと分からないことを学びたい」などと意気込みを語った。

 午後からは、東京の企業が小土肥に開設したサテライトオフィスを視察した。

 2日目以降も宿泊旅館でのワークショップ、現地見学などを重ね、情報通信技術(ICT)を活用して働く形態のテレワークなどについて考える。

 【写説】地域づくりなどについて大学生に説明する飯倉さん(左)=伊豆市のドットツリー修善寺