折れた状態で見つかった県指定天然記念物の大カシ=三島市山中新田

 ■周辺、立ち入り禁止に

 三島市山中新田の山中城趾公園内・駒形諏訪神社一角にある県指定天然記念物「大カシ」の幹2本が11日までに、根元付近などから大きく折れているのが見つかった。住民や市郷土文化財室によると、台風21号などの影響とみられる。

 同室によると大カシ(アカガシ)は高さ約30メートル、根回り9・6メートル、幹回り6・2メートル。樹齢は推定600~650年で1971年に県文化財に指定された。

 住民らによると倒れたのは9日未明とみられ、定期清掃に訪れた老人会が見つけたという。地元の主婦は「地域の人たちは初詣に足を運んで、愛着を持っていた。観光で訪れる人もいて、シンボル的な存在だっただけに残念」と語った。

 事態を受けて、市は同日から周辺を立ち入り禁止としている。

 【写説】折れた状態で見つかった県指定天然記念物の大カシ=三島市山中新田