焼き上がったアユをうれしそうに受け取る児童たち=伊豆の国市神島

 ■糸垂らし…歓声、炭火焼きほお張る

 狩野川漁協(田口友次組合長)は20日、狩野川で釣り教室を開いた。狩野川台風発生から60年を迎えるのを前に、総合的な学習で狩野川について学んでいる伊豆の国市立大仁小5年生58人が、アユの友釣りに挑戦。川が危険な場所であることも学びながら、古里の川に親しんだ。

 友釣り発祥の地として知ってもらうのも狙いで、同市神島の神島橋付近で実施した。児童たちは組合員の手ほどきを受けながら、釣り糸を垂らした。

 しばらくしてアユがかかると歓声を上げた。川釣りは初めてという女子児童は「思った以上に重たくて、難しかった」と感想を話した。

 釣ったアユは組合員がその場で串に刺して塩を振って炭火で焼き上げた。児童たちは“玄人の食べ方”を教わりながら、熱々をおいしそうにほお張った。

 井川弘二郎理事は「川を知らないことが危険。子どものころからしっかり教え、少しでも川に親しんでもらえればうれしい」と思いを語った。

 今後、組合員が同校に赴き、狩野川の保全活動や生物などについて説明する予定という。

 【写説】焼き上がったアユをうれしそうに受け取る児童たち=伊豆の国市神島