「避難所運営に生かす男女共同参画」をテーマに講話する大国代表=伊豆の国市長岡のあやめ会館

 ■「女性に炊き出し負担」 

 伊豆の国市は24日、2018年度の防災講座をあやめ会館で開いた。東日本大震災、熊本地震で男女が直面した困難や対策について、あざれあ防災講師団の大国田鶴子代表が実例を基に講話した。

 大国さんは「避難所運営に生かす男女共同参画」と題し、男女の性別や立場による被災時の違いを紹介。避難所を運営する責任者や委員の大半が男性だったり、炊き出しの負担が女性に偏りがちといった問題を指摘、「日頃から積極的に『宿泊型の避難所訓練』に参加し、意識を高めてほしい」と呼び掛けた。

 大国さんは東日本大震災の実例として、「窓口に女性がいなく、支援物資の生理用品を受け取りにくかった」「トイレが不衛生」といった声も紹介した。

 本年度の防災講座は「地域の防災力を高める」「災害時の困難と対策」−がテーマ。10月18~20日には、大仁くぬぎ会館で参加無料の避難所運営ゲーム(HUG)講座を開く。

 【写説】「避難所運営に生かす男女共同参画」をテーマに講話する大国代表=伊豆の国市長岡のあやめ会館