新火葬場の北西側外観(基本設計段階のイメージ)

 ■告別・見送り・収骨一体化 

 伊豆の国市の新火葬場造成工事の地鎮祭が9日、韮山多田の建設地で行われた。市、市議会、地元区、工事関係者約20人が出席し、工事の安全を願った。2021年4月の供用開始を目指す。

 新火葬場は老朽化が進む長岡斎場に代わる施設として、韮山ごみ焼却場入り口付近の市道沿いの約2万5千平方メートルに建設する。火葬炉3基とペット炉1基を備え、告別・見送り・収骨を一体化する「ユニット化」にする。

 鉄筋コンクリート、鉄骨、木造の混構造の地下1階、地上1階建てで、富士山を望むことができるほか、入り口が二つあるなど会葬者のプライバシーに配慮した設計となっている。概算事業費用は約18億円。

 地鎮祭では出席者が焼香し、施工する石井組の石井勝美社長、キムラ伊豆営業所の勝又啓之所長らがくわ入れを行った。旧韮山町時代に亡くなった動物をこの地で供養していたことから、動物供養祭も合わせて実施した。

 小野登志子市長は「工事が実施されるのは、関係される区、住民をはじめ、多くの皆さんの格別の理解と協力によるもの」と感謝し「工事に携わる皆さんには住民に支障のないよう注意を払い、事故のないよう無事に完成を目指してほしい」と呼び掛けた。天野佐代里議長もあいさつした。

 【写説】新火葬場の北西側外観(基本設計段階のイメージ)

 【写説】地鎮祭でくわ入れを行う小野市長(左から2人目)ら=伊豆の国市韮山多田