水稲未登録4品種の生育状況を調査しながら稲刈りする関係者=三島市梅名

 ■順調な生育確認

 三島産米の新銘柄登録に取り組むNPO法人グラウンドワーク三島(小松幸子理事長)は20日、三島市梅名の水田で試験栽培した水稲未登録4品種を初収穫した。同NPOは「来季の種もみができた」と順調な生育を確認した。

 未登録品種は日本たばこ産業(JT)が開発したもので、3年程度かけて栽培データやサンプルを採取して新銘柄に向けて申請準備する。初年度の今季の作柄は猛暑、台風などの天候不順があったものの順調という。

 約60平方メートルで試験栽培した。来季の種もみ用を残した上で各品種の収穫量や食味などを確認する。4品種で約30キロを収穫した。同団体は「来季は面積を1千平方メートル以上に増やしたい」と話した。

 同NPOは「世界かんがい施設遺産・水遺産」に登録された源兵衛川の流れる中郷地区という地域性と歴史性を備えた新ブランド米として地域の農業振興に期待している。

 【写説】水稲未登録4品種の生育状況を調査しながら稲刈りする関係者=三島市梅名