■不足1人、来年採用試験

 障害者雇用の水増し問題で伊豆の国市は23日、昨年6月1日時点の障害者雇用率を誤って算定していたと発表した。算定基礎職員数に誤りがあり、雇用率は0・28ポイント低下し、法定雇用率を下回った。不足は1人。市は年明けに、障害者を対象とした職員採用試験を行う。

 厚生労働省静岡労働局の依頼に基づき、障害者の任免状況などの再点検を行った。その結果、算定基礎職員数が493人のところを432・5人と誤っていることが分かった。2・31%としていた雇用率は2・03%となり、法定雇用率(2・3%)を下回った。

 複数年働いている再任用・臨時職員など、除外できない職員を除外して算定したのが原因。障害者であることの把握については障害者手帳を確認し、問題はなかった。

 市は今後の対応として▽障害者の計画的な採用に努める▽制度の趣旨と意義を改めて周知する▽算定誤りなどを起こさないよう十分に注意して事務を行っていく−などとした。