復興支援のための日本酒「絆舞」を菊地市長(右)に手渡す平井理事長=伊豆市役所

 ■被災地復興へ「伊豆の恵」

 三島信用金庫(平井敏雄理事長)は、全国の信用金庫が連携して純米大吟醸酒「絆舞」を造り、被災地の復興支援などに役立てるプロジェクトに参加した。全国47都道府県の信金が提供した米を使用。三島信金は伊豆市のブランド米「伊豆の恵」を提供した。

 東日本大震災と熊本地震の被害を風化させず、地域振興を目指そうと、全国の信金が参画する「よい仕事おこしフェア」の実行委員会が企画した。47都道府県の米をブレンドし、福島県会津坂下町の曙酒造が仕込みを行った。静岡は三島のほか、浜松が県産コシヒカリを提供した。

 絆舞は500ミリリットル瓶で約1万3千本造った。販売価格は税込み2200円で、すでに完売したという。1本当たり100円を東日本大震災や熊本地震、西日本豪雨の被災地復興支援活動に充てる。

 三島信金は23日、伊豆市に絆舞を寄贈した。平井理事長が市役所を訪れ、非売品の一升瓶1本と、500ミリ瓶12本を菊地豊市長に手渡した。平井理事長は「スッキリとした飲み口の日本酒。さらにプロジェクトの物語を感じながら飲んでほしい」と述べ、菊地市長は「夢のあるプロジェクト。信金のネットワークの力を改めて感じた」と感謝した。

 寄贈された酒は、イベントなどで活用するという。

 【写説】復興支援のための日本酒「絆舞」を菊地市長(右)に手渡す平井理事長=伊豆市役所