出荷されたイチゴを確認する生産者ら=伊豆の国市のJA伊豆の国韮山野菜集出荷場

 JA伊豆の国管内の特産のイチゴ「紅ほっぺ」と「きらぴ香」の出荷が始まった。台風24号による塩害や強風などが心配されたが順調に生育し、今シーズンは385万パックの出荷を見込んでいる。

 紅ほっぺは24日に出荷を開始。きらぴ香は10日で県内のトップを切って初出荷された。29日は生産者3人が同JA韮山野菜集出荷場に紅ほっぺ28パック、きらぴ香162パックを持ち込んだ。生産者の一人は「順調に来ている。色付きも良く、甘みも乗っている。いいイチゴになると思う」などと話した。一部を三嶋大社に奉納し、豊作を祈願した。

 同JA苺(いちご)委員会の生産者は148人。約29・8ヘクタールで天敵導入を核とした総合的病害虫管理などの安全対策に取り組み、高品質のイチゴを目指して栽培している。

 飯田寿夫委員長は「昨年は目標売上高を14億円とし、15億3千万円だった。今季は14億5千万円を設定した。生産者とともに達成していきたい」などと語った。

 京浜や長野、近在市場などに出荷する。出荷は12月中旬ごろに最初のピークを迎え、来年5月末までを見込んでいる。

 【写説】出荷されたイチゴを確認する生産者ら=伊豆の国市のJA伊豆の国韮山野菜集出荷場