真剣な表情で若手職員の対応事例発表に耳を傾ける参加者たち=伊豆の国市白山堂の田方中消防署

 ■老朽照明器具の出火 

 駿東伊豆消防本部は30日、伊豆の国市白山堂の田方中消防署で、若手や中堅職員らを対象にした初の「予防業務事例発表会」を開いた。管轄の沼津や田方地区、伊豆東海岸などの計8署から男女職員107人が参加し、過去の火災や違反事例から日頃、注意すべきポイントを学び合った。

 それぞれの署で過去に対応した特筆すべきケースを共有することで、今後に役立ててもらうのが目的。田方中消防署庶務係の宮沢陸さん、伊東消防署予防係の新藤英樹さんら6人が「店舗厨房の照明器具からの出火」、「燃料配管の経年劣化による車両火災事例」などについて発表した。

 老朽化した蛍光灯の安定器が原因の厨房火災について発表した宮沢さんは、「照明器具の寿命や交換は、意外と住民に周知されていない」と警鐘を鳴らした。新藤さんは、走行中の車両のエンジンルームから出火したケースを挙げ「車のリコール情報など、日頃から意識し準備することが重要」と呼び掛けた。

 【写説】真剣な表情で若手職員の対応事例発表に耳を傾ける参加者たち=伊豆の国市白山堂の田方中消防署