白杖を手にしたアイマスク姿の同級生を介助する生徒(右)=三島市の大場駅

 ■声掛けの「こつ」学ぶ

 県は2日、県立田方農業高と伊豆箱根鉄道大場駅で目の不自由な人らへの「声かけサポーター」養成講座を開いた。ライフデザイン科セラピーコースの男女18人が、アイマスクや白杖を使って実際に駅ホームで電車の乗り降りを体感した。

 障害のある人に対する声掛けのこつや、タイミングを生徒に感じ取ってもらうのが目的。将来看護や介護、保育などの仕事を目指す生徒たちが実践した。

 講座には、視覚障害者を代表し熱海市の菊池一郎さん(49)を招いた。生徒は学校で菊池さんから日頃苦労している点や、ホームで怖い思いをした経験を聞いた後、駅に移動。2人一組になり、介助役が白杖を持った相手を支えながら、車両の乗り降りを体験した。

 遠藤美南さん(2年)は、「これから目の不自由な人を見掛けたら、自分から積極的に声を掛けたい」と語った。

 【写説】白杖を手にしたアイマスク姿の同級生を介助する生徒(右)=三島市の大場駅