手作りのベンチを設置する韮山中の生徒たち=伊豆の国市中

 世界文化遺産韮山反射炉や富士山が見渡せる展望台を訪れた人たちが休憩できるようにと、伊豆の国市立韮山中の3年生10人が、ベンチ2基を製作した。12日夕、中の蔵屋鳴沢の茶畑にある展望台付近に設置した。

 8日に実施した地域貢献活動で、2時間ほどかけて製作した。総合的な学習の一環で、3年生約200人が13地区に分かれ、自分たちが地域のためにできることを考え、各地区の代表者と相談して実践した。

 ベンチ製作は中・内中・中東地区の生徒たちが行った。技術を担当している教諭の指導の下、木材を切ったり、塗料を塗ったりして完成させた。ベンチはそれぞれ幅183センチ、横30センチ、高さ39センチで、同市に寄贈した。

 地区長の三原颯大君は「設計通りにできてうれしい。(展望台までは坂道を上るので)腰の悪いお年寄りや観光客、市民に使ってもらいたい」と話した。天野賢三中区長、内山隆昭教育長らが設置作業を見守った。

 【写説】手作りのベンチを設置する韮山中の生徒たち=伊豆の国市中