第17期の取り組みなどについて語る土屋社長=伊豆の国市の田原野公民館

 ■猛暑や台風影響、売り上げ10・8%減

 伊豆の国市田原野で農産物直売所を運営する第三セクター会社「大仁まごころ市場」(土屋龍太郎社長)は14日、第16期(2017年10月1日~18年9月30日)定時株主総会を田原野公民館で開き、決算と取締役選任を承認した。当期利益は17万2714円の黒字を計上した。

 16期の総売り上げは1億7828万9060円(前期比10・8%減)、農産直売品の売り上げは1億7002万1554円(同11・1%減)だった。夏の猛暑や昨年10月の台風の影響などで出荷数が落ち込んだことが要因という。

 同市場アイテム別売り上げ1位のうるち米は7、8月に出荷が少なかったものの、1526万円(同2・45%増)を売り上げた。スイカは不調で、販売数は7514個(同29%減)だった。

 土屋社長は生産量の維持拡大が課題とした上で、第17期の新たな取り組みについて説明した。実習農場を運営して新たな生産者を養成する「農業実習農園開設」や耕作面積の大きな農地に新たな耕作者を誘致する「田中山地区の農業団地化」などを挙げ、支援を呼び掛けた。

 さらに「出荷量を増やし、皆さんの経営の安定化にも取り組んでいきたい。(第16期は)天候で大変だったが、心機一転して生産に取り組んでほしい」と語った。

 取締役の退任に伴い、新たに杉山大一さん(ベケライ・ダンケ社長)を選任した。

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