天然アユが産卵しやすい環境を再整備する参加者=伊豆の国市の狩野川

 ■砂、泥巻き上げ

 伊豆の国市大仁の旅館・一二三荘に集まるアユ釣り師の有志でつくる「伊豆狩野鮎を復活する会」は17日、宗光寺排水機場近くの狩野川で天然アユ産卵場の再整備を行った。地元アユ釣り師をはじめ東京都、埼玉、神奈川県などから約20人が参加した。

 狩野川に天然アユを増やそうと活動し、今年で3年目。狩野川漁協と国土交通省沼津河川国道事務所が造った産卵場を、産卵の時期に合わせて再整備した。今回はくわのほか、新たに水中ポンプを使って砂や泥を巻き上げ、産卵しやすい状況をつくった。

 産卵に適さない大きな石も取り除きながら、1時間ほど作業に励んだ。同会は「今年は天然アユの遡上(そじょう)が良かった。この活動の成果が出たのではないか。今後もやらないよりはやるという思いで継続し、仲間を増やしていきたい」と話した。

 【写説】天然アユが産卵しやすい環境を再整備する参加者=伊豆の国市の狩野川