■五輪、パラに向け外国人客に対応

 富士山南東消防本部(斎藤忍消防長)は119番の多言語対応を開始した。電話通訳センターを介して5カ国語に対応して、外国人通報者との迅速で円滑な情報交換が可能になった。

 ラグビーワールドカップや東京オリンピック・パラリンピックなど本県での国際大会開催を控え、これから外国人観光客の増加が予想されるため11月9日から運用を開始した。英語、中国語、韓国語、ポルトガル語、スペイン語に対応する。

 通報すると消防司令センターを通して通報者、消防、通訳者の3者通話状態になる。現場でも対応が可能。これまでは現場で救急隊員らが県発行の外国人救急カードを使い、指さしなどで意思疎通を図っていたが、傷病者の場合は困難だった。

 同本部は「これまでより通報内容を確実に把握できる」と時間短縮を図りつつ、より正確な情報を得られることなどに期待。外国人からの通報は例年、2、3件程度という。