ゲートキーパーの役割について熱心に耳を傾ける町赤十字奉仕団のメンバーたち=函南町役場

 ■「言葉遮らないで」 

 函南町はこのほど、第1回「ゲートキーパー養成研修会」を町役場で開いた。日頃から町の福祉事業に協力している町赤十字奉仕団からメンバー30人が参加し、自殺の危険を示すサインに気づいたり、悩みを抱える人に寄り添ったりするゲートキーパーの役割を学んだ。

 講師をエムオーエー奥熱海クリニック院長の佐久間哲也医師が務めた。佐久間医師は日本は若者の自殺率が欧米に比べて高いことや、女性は子育てを終えた60~70代でうつの発症傾向が高いことを紹介。その上で「傾聴法」について説明し「相手の言葉をさえぎったりせず、話す人の言葉を繰り返したり、近い表現で言い換えたりすることで、心を近づける効果がある」と語った。

 同研修会は今後、町内小中学校のPTA役員などを対象に開く。

 【写説】ゲートキーパーの役割について熱心に耳を傾ける町赤十字奉仕団のメンバーたち=函南町役場