大規模爆破事件などを想定した図上訓練に取り組む参加者=伊豆市役所別館

 ■東京五輪・パラ自転車競技会場

 東京五輪・パラリンピックの自転車競技会場となる伊豆市と国、県などが連携した国民保護共同図上訓練が20日、同市役所別館と県庁で行われた。五輪会場と周辺で大規模爆破事件などが起きたという想定で、初動対応要領の確認や関係機関との情報共有・調整要領の確認、緊急対処事態対策本部設置・運営要領の確認などに取り組んだ。

 国際的スポーツイベント開催中の伊豆ベロドロームで、多数の死傷者が出る爆破事件が発生。伊豆箱根鉄道修善寺駅では爆発物の可能性がある不審物が発見され、修善寺温泉街では武装グループによる人質立てこもり・潜伏事件が起きたという想定。県、市と内閣官房、関係省庁、自衛隊、警察、消防、病院、近隣市町、鉄道・バス会社などが参加した。

 爆破事件発生後、市役所別館と県庁に市長、県知事が本部長を務める対策本部を設置した。ベロドロームと修善寺駅、温泉街を仮定した現地調整所も別館内に設けた。

 別館会場は約100人が参加した。被災情報の収集、関係省庁への報告と情報共有、各種応援要請、被災者避難場所開設などを、実際に連絡を取り合いながら地図を使って訓練した。

 県庁会場とテレビ電話をつないだ情報共有なども行った。

 【写説】大規模爆破事件などを想定した図上訓練に取り組む参加者=伊豆市役所別館