仲良く「あまの柿」の収穫体験と試食を楽しむ親子連れ=伊豆の国市天野

 天皇陛下に献上されたことでも知られる「あまの柿」の収穫体験が24日、伊豆の国市天野地区の農園で始まった。青空の下、行楽で伊豆を訪れた家族連れやカップルなどが続々と足を運び、「甘くて評判」というあまの柿狩りを楽しんだ。体験は25日も開かれる。

 ■新鮮野菜進呈大根抜き人気

 市場流通量の少ない貴重な柿の収穫体験を旅の思い出にしてもらおうと、伊豆長岡温泉旅館協同組合が2010年に始めた企画。長岡温泉の宿泊者が対象で、農業に携わる狩野篤さんが約千平方メートルの農園を開放した。敷地には富有柿と次郎柿の2種が50本植わり、1人200円で5個まで収穫できる。試食は食べ放題で、さらに体験者にはネギやカブ、ニンジンなど新鮮野菜もサービスでプレゼント。無農薬堆肥栽培の大根「引っこ抜き」体験も人気を集めた。

 時間は午前8時半~11時。温泉と、修善寺の紅葉狩りを楽しみに、横浜や都内から家族計8人で1泊旅行に訪れた50代の会社員女性は「桃やリンゴはよく聞くけれど、柿狩りの体験は初めて。とても甘くておいしかった」と満足そうに笑った。

 【写説】仲良く「あまの柿」の収穫体験と試食を楽しむ親子連れ=伊豆の国市天野