狩野川をまたぐアーチ状に整備された天城北道路の高架橋

 ■西海岸へアクセス向上

 国土交通省と県は26日、伊豆縦貫自動車道・天城北道路と、国道136号・下船原バイパスが1月26日に開通すると発表した。併せてインターチェンジ(IC)の名称を、天城湯ケ島IC(仮称)から月ケ瀬ICに改めた。国と県は地元の要望を受け「2018年度中に同時開通」としてきた開通日を、河津町と南伊豆町の「桜まつり」に間に合わせるべく可能な限り前倒しした。

 天城北道路は、伊豆市内の修善寺IC―月ケ瀬IC間の全長6・7キロ。このうち、修善寺IC―大平IC間1・6キロは08年4月に開通している。

 下船原バイパスは、月ケ瀬ICと西海岸に至る国道136号を直結する0・84キロ。これにより、渋滞ネックの「出口交差点」(国道414号と136号の結節点)を経由することなく、西海岸へのアクセスが大幅に向上する。

 伊豆縦貫道は、14年2月11日に東駿河湾環状道路18・7キロが全線開通した。天城北道路の開通に伴い、県道路公社の伊豆中央道と修善寺道路を経て、東名・新東名高速道路から月ケ瀬ICまで約34キロ間が自動車専用道路でつながる。

 川勝平太知事コメント 本道路の開通により、伊豆地域における交通渋滞の緩和や救急搬送の円滑化、観光振興など、多くのストック効果が期待される。また、本県が整備してきた国道136号下船原バイパスが同時に開通することで、西伊豆方面のアクセスは格段に向上し、天城北道路の整備効果は伊豆半島に広く波及するもとの考えている。

 菊地豊・伊豆市長コメント 伊豆市を取り巻く社会基盤が大きく変わると考え、市民の移動や観光客の来訪に際しても大幅な時間短縮になる。この時期から本格的な春に向けて人やイベントが動き出す。開通を契機に、伊豆半島全体の観光振興を期待する。

 【写説】狩野川をまたぐアーチ状に整備された天城北道路の高架橋