視察後、報道陣の質問に答えるラパルティアン会長(前列左から2人目)=伊豆市大野の伊豆ベロドローム

 ■「パーフェクトな施設」 建築物、観客席など高評価、コスト削減「満足」

 国際自転車競技連合(UCI、本部=フランス)のダビド・ラパルティアン会長(45)が27日、伊豆市大野の日本サイクルスポーツセンターを視察した。2020年東京五輪・パラリンピックのトラックレース会場となる伊豆ベロドロームや、五輪マウンテンバイク(MTB)のコース建設予定地を視察したラパルティアン会長は「パーフェクトな施設」と語った。

 2008年からフランス・サルゾー市長を務めるラパルティアン会長は、欧州自転車競技連盟会長やUCI副会長などを歴任し、昨年9月に会長に就いた。東京で開かれた会合に合わせ、関係者とともに訪問した。

 ベロドロームでは、東京2020組織委員会の職員から「観客席は現行の1800席から3600席に増やす」などと説明を受け、設計図も見ながら客席の位置を確認した。MTBは現行のコースと、年明けから建設工事に入る五輪コースの予定地などを見学した。土屋優行副知事や菊地豊市長、同センターの平柳豊会長、同委員会の佐藤広副事務総長らも同行した。

 視察後、ラパルティアン会長は「ベロドロームは建築物が素晴らしく、レベルが高い。MTBコースはコンパクトで非常に見やすい。感激した」と語った。前回のリオデジャネイロ五輪と比較し観客数が少ないことに関しては「既存の施設を使うことでコスト削減につながる。十分満足している」と述べた。

 【写説】視察後、報道陣の質問に答えるラパルティアン会長(前列左から2人目)=伊豆市大野の伊豆ベロドローム