初冬の風情を感じさせる箱根西麓の大根干し=三島市三ツ谷新田

 三島市箱根西麓(ろく)の耕作地で、冬を告げる風物詩として知られる「大根干し」が今年もピークを迎えた。特産のたくあん漬けを仕込むための作業で、真っ白に輝く青首大根が竹ざおにずらりとつるされ、青空との美しいコントラストを描いている。

 親の世代からずっと続けているという、三ツ谷新田の農業田辺実さん(67)方は、11月25日から天日干し作業を始めた。すっきりと晴れた好天の下で、家族や親類4人が集まり、畑から抜き取った大根を竹ざおにつるし、水で泥をきれいに洗い落とした。今後5日前後に収穫に取り掛かり、市場に出荷したり漬け込んだりする予定。

 JA三島函南によると、今年は台風被害が心配されたが「良いサイズがそろい、例年以上の出来栄えになった」という。販売は10日ごろからの見通し。

 問い合わせは販売課〈電055(971)8217〉へ。

 【写説】初冬の風情を感じさせる箱根西麓の大根干し=三島市三ツ谷新田