「三嶋駒」の仕上げ作業に精を出すみこたち=三島市大宮町の三嶋大社

 三島市大宮町の三嶋大社で3日、来年のえと「亥(いのしし)」を描いた正月の縁起物「三嶋駒」の仕上げ作業が行われた。神職やみこらが協力して一つ一つの駒に麻ひもを取り付け、焼き印を押したり、箱詰めしたりして完成させた。4日から授与される。

 開運招福にご利益があるとされ、1954(昭和29)年から現在のような厚みのある独特な形となり、三嶋駒と呼ばれるようになった。1カ月前から作業に取り掛かり、モミ製の三嶋駒(厚さ4・5センチ、幅10センチ、高さ7センチ)は7500個を用意(初穂料1200円)した。ヒノキ製の「大駒」は150個を用意し、厚さ6センチ、幅20センチ、高さ15センチ(同1万円)。

 みこを代表し、鈴木未来さん(18)は「駒を手に取ってくれた人の1年の健康や、さまざまな願いがかなうよう、気持ちを込めながら奉製(作業)した」と話した。

 【写説】「三嶋駒」の仕上げ作業に精を出すみこたち=三島市大宮町の三嶋大社