■石井陣営 主婦、若者層に浸透

 ■宮沢陣営 草の根運動、手応え

 ■豊岡陣営 満遍なく、浸透図る

 任期満了(19日)に伴う三島市長選(16日投開票)は終盤を迎えた。いずれも無所属で新人の石井真人候補(39)、宮沢正美候補(69)、現職の豊岡武士候補(75)=届け出順=の各陣営が三つどもえの激しい運動を繰り広げている。本社が独自に行った期日前投票の出口調査などによると、先行する現職を新人2人が猛追する構図となっている。

 3陣営の選挙対策委員長に現状の感触を聞いた。石井候補の佐藤宏司選対委員長(74)は「当初より知名度が高まり、主婦層、若者層を中心に浸透、反応は良い。肉薄し、勢いを増している。若さだけでなく、しがらみがなく政策が遂行できる点が強み」という。宮沢候補の矢岸克行選対委員長(71)は「追う立場から追いつく所まで来ている。今はほぼ互角だろう。草の根運動を展開し、さらに引き締めたい。有権者から多くの声が寄せられ、手応えを感じている」と話す。豊岡候補の長谷川記一選対委員長(52)は「街頭演説での反応が良い。2期の実績や今後の展望を訴えているが、大勢が聞いてくれる。満遍なく浸透を図りたい。これからも市民参加型で取り組んでいく」と語った。

 豊岡候補が一歩リードし、宮沢候補と石井候補が追う情勢だが、出口調査の回答者の年齢層が60代、70代中心と偏っている。若年層や子育て世代の支持取り込みによっては大きく変動する可能性もあり、予断を許さない。

 投票率は8年前の3候補による選挙戦と同程度の54%前後とみられる。ただ「8年前より市内に熱を感じない。有権者の関心が低い」との声も聞く。

 選挙人登録者数は3日現在、9万2227人(男4万4718人、女4万7509人)。仮に54%とすると、当選には最低でも2万票以上が必要になる。