レース後、インタビューに答える小沢選手=京都市

 ■区間14位に

 全国高校駅伝競走大会で1区(10キロ)を走ったエースの小沢大輝選手(3年、裾野深良中出)は30分11秒を記録。自身が掲げる29分半台の目標タイムには届かなかったものの、区間14位と健闘した。

 序盤は先頭集団に付いていたが、4~5キロ地点で離され第2集団で粘ってたすきをつないだ。「状態は良かったが、(走りは)70点くらい」と悔しさをにじませるも「きつかったけど、夢の舞台で走れてうれしかった」と笑顔で話した。

 父親の敏昭さん(47)は「全国の壁は高かったが、大勢の人に支えられているという気持ちがみんなに伝わり頑張ってくれた」とたたえた。

 ■応援団120人が大声援 「大舞台の仲間、思い届ける」

 韮山高の応援団は午前5時に学校を出発、バス4台・約120人が駆けつけた。京都市の西京極競技場から、各中継所などを巡る2コースの応援ルートで懸命に応援した。ルートは、陸上部副顧問で非常勤講師の天野祥希さんが計画。地下鉄を効率的に乗り継いで移動できるよう綿密に立案したという。

 応援の音頭取りは陸上部の小野蘭丸君(2年、河津中出)が担当した。大きな声で一生懸命に声援を送った。小野君は「仲間が大舞台で紹介される姿はとても誇らしい。選手たちに思いが届くように大きく響く声で応援したい」と目を輝かせていた。

 ■「感動した誇りに思う」 陸上部OB会、芹沢会長

 陸上部OB会「銀蹄(ぎんてい)会」の芹沢良一会長(68)は「素晴らしく、感動した。はらはらどきどきしながら応援していた。県東部代表の韮山高として頑張ってくれ、誇りに思う」とたたえた。

 ■函南中出身の岩城君が愛知代表

 男子アンカーの7区(5キロ)では、豊川(愛知)の岩城亮介選手(3年、函南中出)が出場し、8位入賞に貢献した。一方で狙っていたタイムには届かず「思い通りに走ることができなかった」と悔しさをにじませた。前回、前々回と2区(3キロ)を走った。卒業後も、進学先の大学で駅伝を続けていくという。

 ■熱海泉中出身の鈴木君が出場 長野代表

 男子で5位に入賞した佐久長聖(長野)は、鈴木芽吹選手(2年、熱海泉中出)が5区(3キロ)を走り、区間4位を記録した。昨年に引き続いての出場で、前回は6区で区間賞に輝いた。

 今年は夏以降の故障など足に不安がある中での走りだった。「期待に応えようと走ったが、体がついてこなくて悔しい」と振り返る。「この思いをばねに頑張り、チームを引っ張る存在になっていきたい」と来年に向けて気を引き締めた。

 ■韮山高7区間の区間記録 4区・河田選手が9位

 区間記録は次の通り。

 1区(10キロ)小沢大輝(3年)30分11秒、区間14位▽2区(3キロ)大沢健人(2年)8分29秒、区間16位▽3区(8・1075キロ)小木曽竜盛(3年)24分45秒、区間19位▽4区(8・0375キロ)河田太一平(3年)23分59秒、区間9位▽5区(3キロ)渡辺良太(3年)9分18秒、区間36位▽6区(5キロ)菅沼翔也(1年)15分47秒、区間38位▽7区(5キロ)池谷太一(2年)15分51秒、区間44位

 【写説】レース後、インタビューに答える小沢選手=京都市

 【写説】選手に届くように大きな声援を送る小野君(右)=京都市の西京極陸上競技場

 【写説】入賞の8位でゴールする豊川のアンカー岩城亮介選手(函南中出)=京都市の西京極陸上競技場