伊豆の国市と市社会福祉協議会が発行した韮山反射炉点字パンフレット

 ■県内中心に配布

 伊豆の国市と市社会福祉協議会は、視覚障害者に世界文化遺産・韮山反射炉を知ってもらおうと、同市の点訳グループ「いずかたつむり」(永田文代代表)の協力を得て、韮山反射炉点字パンフレットを製作、発行した。県内を中心とする関係機関・団体、図書館などに配布、配架するほか、希望者にも配る。

 パンフレットはB5判、14ページで、100部を作製した。韮山反射炉の基礎データ、築造の歴史的背景、世界遺産登録までとその後の経過、反射炉を含む明治日本の産業革命遺産の構成資産の一覧などを載せた。

 現在も作成を進めており、本年度内にさらに200部を製作する予定という。

 市は「韮山反射炉の価値を深め、郷土愛に結びついてもらえればうれしい」と話す。

 いずかたつむりは、1985年に発足。会員18人で組織し、県東部の視覚障害者に生活情報や小説などを点字、音訳して届けている。ボランティア功労者として厚生労働大臣表彰なども受けている。

 パンフレットの問い合わせは市世界遺産室〈電055(948)1425〉へ。

 【写説】伊豆の国市と市社会福祉協議会が発行した韮山反射炉点字パンフレット