パン祖のパン祭に向けて団結する実行委員ら=伊豆の国市のあやめ会館

 ■高校生コンテスト 「ジオ」新設、5部門実施―「レベル互角、接戦になる」

 伊豆の国市の「第13回パン祖のパン祭」(実行委員会主催)が19、20日、韮山時代劇場で開かれる。メインの全国高校生パンコンテストは過去最多の45校521作品の応募があり、書類審査で24人(24作品)が選ばれた。世界認定特別企画として新設した「伊豆半島ジオパーク部門」を含めた5部門で腕を競う。

 9日夜に行われたプレス発表会で公表された。コンテストは同部門のほか「カリフォルニア・レーズン部門」「地産地消部門」「伊豆の国産全粒小麦部門」「手仕込み部門」があり、初日に実技審査、2日目にプレゼンテーション、表彰式を行う。伊豆半島ジオパーク部門は、今回1回限りの実施となる。

 24人のうち4人が、2年連続の出場。杉山大一・大会委員長は「男子が7人も選ばれるのも今までで一番多い。今年はレベルがほぼ互角。昨年以上に接戦になる」と評す。

 今回は新たに江川太郎左衛門英龍の知られざる功績に迫る「朗読劇&ライブ」を上演するほか、伊豆半島ジオパーク展を開く。DC・いずろくのPRブースも設置する。

 県立田方農業高制作の巨大パンオブジェの展示やパン販売会、パン作り教室なども行う。両日とも午前10時~午後2時半。実技審査のみ、三福のベケライ・ダンケで実施する。

 日本で初めてパンを作ったとされる英龍にちなんだ祭り。高校生によるパン文化の創出、イベントを通した地域振興への取り組みが評価され、2016年に県東部初のサントリー地域文化賞を受賞した。

 【写説】パン祖のパン祭に向けて団結する実行委員ら=伊豆の国市のあやめ会館