市場で注目される「ESG金融」について三島信用金庫幹部らと意見交換する勝俣環境大臣政務官(右)=長泉町の同金庫本部

 環境大臣政務官に就任した自民党の勝俣孝明衆院議員(比例東海)が21日、県内を訪問し「ESG金融」の取り組み状況や課題解決に向けた環境省の支援について、地元金融機関と意見交換した。

 ESGは環境、社会、企業統治の三つの英語の頭文字をとった金融市場の世界的な流れを指す。二酸化炭素の削減といった環境面への配慮や女性の活躍など、それぞれの分野を今以上に発展させることで、持続可能な社会づくりにつなげる。

 三島信用金庫など5カ所の地方銀行や信用金庫を訪問した勝俣政務官は「今や環境政策というのは成長のけん引役で、成長戦略の柱。例えば海洋プラスチック問題なども裏を返せば、外食産業のストロー廃止による代替品の普及にもつながる。この辺りは製紙パルプの産業が盛んなので、紙のストローなどまさにビジネスチャンスにもなる」と述べた。その上で「環境問題というのは、決して後ろ向きなブレーキでなく、アクセル。そうしたものに対し、これから金融として投資していくことがESG金融の本質だ。日本の金融市場はどうしても投資よりも融資の流れがあり、間接金融により高い意識を持って取り組んでもらいたい」と語った。

 【写説】市場で注目される「ESG金融」について三島信用金庫幹部らと意見交換する勝俣環境大臣政務官(右)=長泉町の同金庫本部