40周年を祝い乾杯する出席者=伊豆市のラフォーレ修善寺

 ■117人出席、歴史振り返る 過去に選抜田方V、オール伊豆3位

 伊豆市の学童野球チーム「修善寺モクレンズ」(佐藤由雄会長、鈴木真之監督)はこのほど、40周年記念式典をラフォーレ修善寺で開いた。修善寺地区の学童野球4チームは、統合して新チームを結成するため、解団式を兼ねて開催。節目を祝うとともに、田方地区で2番目に古い40年の歴史に幕を閉じた。

 卒団生と現役団員、歴代の監督、コーチ、父母ら117人が出席した。40周年実行委員長を務めた佐藤会長は、あいさつの中で発足から現在までの経緯を振り返った。

 発足は、当時の熊坂小の3年生数人が土曜日の放課後、野球の練習を始めたことがきっかけ。1977年の王貞治選手による本塁打世界新記録、78年4月の選抜高校野球大会の浜松商業優勝などが背景にあった。大人の指導者もなく、プロ野球選手の物まね遊びのような練習だったが、毎週のように続いた。

 「こんなに好きなら、本気で野球を学んでもらいたい」と思った父母たちが、社会人野球の監督を終え地元の熊坂でスポーツ店を始めた長倉春生さんに依頼。78年11月に森正勝会長、長倉監督により、団員数33人(3~5年)のチームが誕生した。名前は同校校章のモクレンの花から取った。卒団生は280人、現団員は13人。過去にオール伊豆大会3位(85年)、選抜田方大会優勝(92年)などの成績を収めた。

 佐藤会長は、きっかけになった当時の3年生の1人。監督も経験し、3人の子どもも同チームに入った。「選手、監督、父母、役員すべてを経験した。やはりさみしい思いもある」と語った。

 【写説】40周年を祝い乾杯する出席者=伊豆市のラフォーレ修善寺