新病院棟のイメージパース

 ■手術室増、救急外来を充実

 伊豆の国市長岡の順天堂大医学部付属静岡病院は25日、新しい病院棟の地鎮祭を同病院隣接地で行った。現病院棟の一部を移し、機能を強化させる。3月に着工し、2024年7月末の完成を目指している。

 新しい病院棟は、同病院東側に建設する。建築面積は約3211平方メートル、延べ床面積は約2万254平方メートル。鉄筋コンクリート造りの地上7階、地下1階建て。市が無償譲渡した土地を活用する。

 救急外来や救急救命センター、手術室、産科病棟、新生児センター、一般病棟などを移す。病床数は577床で変わらないが、手術室はこれまでの8室から15室になり、救急外来のスペースも広がるという。患者の待ち時間の短縮や手狭だった院内の解消などを図る。

 地鎮祭には、同病院や建築主、設計・施工会社、行政などから49人が出席した。建築主の学校法人順天堂の小川秀興理事長らがくわ入れなどを行い、出席者が玉串をささげ、工事の安全を祈った。

 三橋直樹院長は「市のバックアップもあり、やっとこの日を迎えることができた。最先端の医療を維持し、患者の待ち時間の短縮なども目指していきたい」と期待を込めて話した。

 【写説】新病院棟のイメージパース

 【写説】地鎮祭でくわを入れる小川理事長=伊豆の国市長岡